英語の発音には腹式呼吸が必要!正しい呼吸法で奥深い英語を話せるようになろう

英語の発音には腹式呼吸が必要!正しい呼吸法で奥深い英語を話せるようになろう

英語の発音を上達させるためには、舌の使い方やイントネーションなど、さまざまなポイントがありますよね。

その中の一つに、呼吸方法が関係していることはご存知ですか?

その呼吸とは、「腹式呼吸」。腹式呼吸をマスターして、ネイティブのように発音できるようになりましょう。

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英語の発音を綺麗に響かせる方法

英語の発音を綺麗に響かせる方法

ネイティブの英語を聞いていると、流れるような綺麗な発音だと感じますよね。

英語の発音を綺麗に響かせるためには、呼吸の流れを意識することが必要なのです。

なぜ呼吸が重要なのか、理由とともに説明していきます。

英語と日本語は発音方法が違う

英語と日本語は発音方法が違う

そもそも、英語と日本語では発音方法が異なります。

具体的にいうと、英語の子音のほとんどは、日本語にはない音で構成されています。

日本語は子音と母音がくっついているため、英語の子音の発音に苦労するのは当然とも言えます。

日本語と英語では発声方法が異なり、そして、英語には「腹式呼吸」で発音する音があるのです。

英語発音で重要な腹式呼吸と胸式呼吸

英語発音で重要な腹式呼吸と胸式呼吸

呼吸方法は主に腹式呼吸と胸式呼吸の2つがあります。

息を吸って吐くことには変わりませんが、英語の発音では腹式呼吸が出来ていないと響きのある英語が出ないのです。

それでは、胸式呼吸と腹式呼吸の違いを見ていきましょう。

日本人に多い胸式呼吸

日本人に多い胸式呼吸

私たち日本人、特に女性は、胸式呼吸をしている人が多いと言われています。

胸式呼吸とは、胸と肩を上下させる呼吸法で、名前の通り、使うのは胸筋と肋骨で、肺活量は腹式呼吸に比べると少ないです。

私たちの使用する日本語の音節は、短いセンテンスをつなぐという性質、またイントネーションの抑揚が英語に比べて少ないため、胸式呼吸と親和性が高いのです。

日本人が出来ていない腹式呼吸

日本人が出来ていない腹式呼吸

一方で腹式呼吸とは、お腹全体を使った呼吸法です。

合唱や楽器をやったことがある方は、肺活量の多い呼吸法として馴染みがありますよね。

あるいは、深い呼吸なのでリラックス効果が高く、ヘルスケアのシーンでも推奨されています。

この肺活量の差は、言語の発音にも密接に関わってきます。

腹式呼吸を身につけると英語の発音が良くなる

腹式呼吸を身につけると英語の発音が良くなる

ネイティブの英語を真似しようとしたときに、発音の息継ぎの流れや、息のコントロールが難しいと感じることはありませんか?

この秘密が腹式呼吸なのです。日本人でも、英語に馴染んだ呼吸法である腹式呼吸をマスターすることで、発音がネイティブに近づくというわけです。

英語発音に欠かせない腹式呼吸とは

英語発音に欠かせない腹式呼吸とは

そもそも腹式呼吸とは、腹部を使って行う深い呼吸のことです。

まず、背筋を伸ばして、鼻からゆっくり息を吸い込みます。

このときお腹に手を当ててみると、空気で膨らむ感覚を実感しやすいです。

その後、口からゆっくり息を吐き出します。先ほど入れた空気を出し切るように、「ふーっ」とゆっくり吐き出していきます。

体全体を使う呼吸が腹式呼吸

体全体を使う呼吸が腹式呼吸

実際に腹式呼吸をやってみると、腹部だけでなく身体全体を使った呼吸であると感じられると思います。

後述するように、姿勢も重要なため、背骨や喉などの使い方もポイントです。

胸式呼吸は息が足りず発音が響かない

胸式呼吸は息が足りず発音が響かない

日本語を話す時よりも、英語を話す時の方が息をたくさん使います。

人によっては日本語を話す時の3倍くらいの息の量が必要です。

つまり、日本語を話すときに使う胸式呼吸では、どうしても英語のセンテンスを発音する息がもたず、息継ぎやイントネーション、発音の響きに不自然さが生じたり、たどたどしくなりがちなのです。

腹式呼吸による発音のメリット

腹式呼吸による発音のメリット

英語の方が息を使う理由は、日本語よりもセンテンスが長く、抑揚や強弱があるためです。

腹式呼吸は肺活量が多いので、ネイティブスピーカーは自然と腹式呼吸で発音をしているのです。

英語と腹式呼吸には高い親和性があるということですね。

逆に言えば、日本人も、腹式呼吸で英語を発音することで、こうした英語の特徴を身につけやすくなるのです。

英語の発音に響きと深みが出る

英語の発音に響きと深みが出る

腹式呼吸によってより多くの肺活量と英語特有の息の流れを身につけることで、アクセント、響き、発音の「深み」といった、なかなかマネしづらい「ネイティブっぽい発音」に近づけていくことができるようになります。

カタカナ英語から脱却できる

カタカナ英語から脱却できる

日本人なら誰もが、学校の英語の授業で「V」と「F」の発音を説明されたことがあるのではないでしょうか。

「V」は上の歯で下唇を噛むように発音する「ヴ」で、「F」は触ったまま息を出す「フ」だ、という説明を受けたと思います。

英語の音は塊ではなく、流れで発音する

このように、日本人は、英単語をカタカナにインストールして覚えがちなのです。しかし実際のネイティブスピーカーは、息を流すように発音していくため、一つ一つの英単語の発音は、単語帳での発音と聞こえ方が異なります。

呼吸を意識することで、英語を単語の塊ではなく、自然な流れの中で発音することができるようになります。

腹式呼吸にするだけで英語が伝わるようになる

腹式呼吸にするだけで英語が伝わるようになる

私たちが漠然と感じていた、ネイティブの話す「英語っぽい英語」の秘密の一つに、腹式呼吸があるということです。

よって、腹式呼吸を行うだけで、ネイティブならではの抑揚や発音の流れをしやすくなるので、伝わりやすい、「英語っぽい英語」を身につけることができます。

英語発音時の腹式呼吸の方法

英語発音時の腹式呼吸の方法

それでは、腹式呼吸で発音をするというのは、どのように行うのでしょうか?
まず重要なポイントは、お腹から息を押し出し、その息の中で舌や上顎等を使ってアクセントを取りながら、一息の中で発音していくということです。

日本語は、文節ごとにまめに息継ぎをしますが、英語ではひと息の中で発音していく意識が必要です。

腰を立たせることを意識し姿勢をよくする

腰を立たせることを意識し姿勢をよくする

腹式呼吸には、良い姿勢が不可欠です。お腹を使うため、お腹を丸めないように背筋をまっすぐに伸ばし、『立腰の姿勢』になりましょう。後ろにもたれず、臀部は突き出すイメージです。

喉を大きく開く

喉を大きく開く

腹式呼吸はたくさんの量の空気をゆっくりと循環させる呼吸なので、喉は大きく開かせます。

このためにも、上で述べた、まっすぐの良い姿勢をしておくことが重要です。

鼻から息を吸いお腹に溜め込む感覚を掴む

鼻から息を吸いお腹に溜め込む感覚を掴む

口を閉じ、鼻から大きく息を吸います。そうすると、空気がお腹に流れていき溜まっていく感覚があると思います。

難しい方は、最初はお腹に手を当てて、意識的に膨らませる感覚を身につけましょう。

息を吐く時や吸う時に肩を動かさない

息を吐く時や吸う時に肩を動かさない

慣れないうちは、全身に意識を向けるあまり、思わず肩が力んだり、不必要に動いてしまうことがあります。

肩は動かさず、リラックスした状態で行いましょう。

お腹に力を入れて凹まないよう息を吐く

お腹に力を入れて凹まないよう息を吐く

お腹にたくさん空気が溜まったら、お腹に力を入れたまま、「フーッと息を吐いていきます。

この時、お腹の力を抜かないように注意しましょう。

取り込んだ空気は、吸い込む時よりも時間をかけてゆっくりと吐き出すことがポイントです。

英語を話す時や普段の生活で実践する

英語を話す時や普段の生活で実践する

呼吸方法を意識して話すというのは、慣れないうちは難しく感じると思います。

逆に言えば、普段の会話から呼吸を意識して慣らしていくということが、ナチュラルな英語を話せるようになるためにはとても重要です。

正しい腹式呼吸で綺麗な英語発音を身につけよう

意識的に腹式呼吸で発音していると、段々と英語の発音が綺麗になっていき、これまでつまづいていたネイティブのイントネーションをマスターできるようになります。日々の英語学習の際に、ぜひ腹式呼吸を取り入れてみてください。